たち‐ぎわ【発ち際】
ちょうど出かけようとする、その時。出発のまぎわ。「—に客が来る」
たち‐ざけ【立(ち)酒】
1 立ったまま酒を飲むこと。また、その酒。 2 出発に際して飲む酒。旅行や婚礼・葬送など、家から出かけるときに飲む酒。「—のんで誰を野送り」〈浄・油地獄〉
たち‐まえ【立(ち)前】
1 旅に立つ前。出発する前。 2 仕事に対する報酬。かせぎ。日当。「その日の—を此方(こっち)へちゃくぶくして」〈魯文・安愚楽鍋〉
たった
[副]《「ただ(唯)」の音変化》 1 数量が少ないことを強調するさま。わずか。ほんの。「出発まで—1時間しかない」「—の100円だ」 2 ごく近い過去を強調するさま。「—こないだのように思ってい...
た・つ【発つ】
[動タ五(四)]《「立つ」と同語源》出発する。出立する。「九時の列車で—・つ」
たて‐かご【立て駕籠】
出発地から目的地まで通して雇う駕籠。通し駕籠。「—ならべて、男ざかりの若い者乗りちらして通りける」〈浮・織留・四〉
たねまくひと【種蒔く人】
文芸雑誌。大正10年(1921)創刊、大正12年(1923)廃刊。小牧近江(こまきおうみ)らが執筆し、プロレタリア文学の出発点となった。
たび‐だち【旅立ち】
[名](スル)旅に出ること。出発すること。かどで。「新生活への—」「朝早く—する」
たび‐だ・つ【旅立つ】
[動タ五(四)] 1 ㋐旅に出る。かどでをする。「北海道へ—・つ」 ㋑新しい生活に向けて出発する。かどでをする。「社会人として人生に—・つ」 2 亡くなる。死ぬ。「天国へ—・つ」 3 旅先にいる...
たび‐で【旅出】
旅行に出発すること。出立(しゅったつ)。