はばき‐がね【鎺金】
《人が脛巾(はばき)をはいた形に似るところから》刀剣などの刀身が鍔(つば)に接する部分にはめる鞘口(さやぐち)形の金具。刀身が鞘から抜け落ちないようにするためのもの。はばき。
はばき‐もと【鎺本/鎺元】
刀剣の、はばきがねのあるところ。
ひじり‐づか【聖柄】
三鈷柄(さんこづか)の刀剣。一説に、柄に鮫皮(さめがわ)をかけない木地のままのものともいう。
びんご‐もの【備後物】
鎌倉末期から室町末期にかけて、備後の刀工が作った刀剣。三原物、および法華一乗の一門の作に代表される。
ほんあみ【本阿弥】
姓氏の一。室町初期に始まる刀剣鑑定の家柄。 [補説]「本阿弥」姓の人物本阿弥光悦(ほんあみこうえつ) 《から転じて》鑑定家。目利(めき)き。「覚えあらば兜(かぶと)の—、目利(めき)き目利...
ぼう‐し【鋩子】
刀剣の切っ先の刃(やいば)。刀工の技量が最もよくあらわれるところで、これにより時代や流派の特徴を知ることができる。帽子。
ぼうりょくこういとう‐しょばつほう【暴力行為等処罰法】
《「暴力行為等処罰に関する法律」の略称》集団的・常習的な暴行・脅迫・器物損壊・面会強請、銃砲・刀剣による加重傷害などの犯罪の処罰について定めた法律。大正15年(1926)施行。暴力行為法。
ボストン‐びじゅつかん【ボストン美術館】
《Museum of Fine Arts, Boston》米国ボストンにある美術館。市民と個人収集家の協力により1876年開館。エジプト美術や印象派絵画を揃えるほか、浮世絵や刀剣など日本美術のコ...
ぼっ‐けん【木剣】
木で刀剣の形に作ったもの。木刀。木太刀。
まち【区】
刀剣の、刀身の部分と茎(なかご)との境目。刃の方を刃区(はまち)、峰の方を棟区(むねまち)という。