りょう‐ごし【両腰】
刀と脇差(わきざし)。大小。「—そっと道端の雪かき集めおしかくす」〈浄・伊賀越〉
りょう‐だん【両断】
[名](スル)二つにたち切ること。たち切って二つにすること。「一刀—」
りょう‐とう【両刀】
刀と脇差(わきざし)。大小。「—を帯びる」
りょう‐とう【良刀】
よい刀。鋭利な刀。
りょうとう‐づかい【両刀遣い】
《「りょうとうつかい」とも》 1 両手に大小の刀を持って戦う剣法。また、その剣士。二刀流。二刀遣い。「—の剣客」 2 二つの対照的な物事を同時にうまくできること。また、その人。二刀流。 3 酒と...
りょう‐ば【両刃】
1 刃物で、刃先の断面の左右両側に刃がついていること。また、その刃物。「—の包丁」⇔片刃。 2 刀剣などで、鎬(しのぎ)を境に両方に刃がついていること。また、その刃物。もろは。「—のかみそり」⇔片刃。
れいぞうこよりあいをこめて【冷蔵庫より愛をこめて】
阿刀田高の短編小説集。昭和53年(1978)刊。表題作のほか「わたし食べる人」「あやかしの樹」など、全18作を収録。
れっき‐と【歴と】
[副]《「れきと」の音変化。多く「れっきとした」の形で用いる》 1 確かなものとして世間から認められているさま。「—した私の妻だ」「—したプロだ」 2 すきがなく整っているさま。「奥には—刀剣を...
れっ‐きょ【列居】
並んでいること。列をなして座っていること。「帯刀の役人は皆中門の外に…—す」〈太平記・四〇〉
ろいろ‐ざや【蝋色鞘】
蝋色塗りの刀の鞘。