こおり‐の‐やいば【氷の刃】
氷のように研ぎ澄まされた鋭い刀や剣の刃。こおりのつるぎ。「抜けば玉散る—」
こころ‐の‐やいば【心の刃】
１ 人に危害を与えようとする心。「我を土足にかけまくも沈みし君を助けたる咎(とが)とて殺す—」〈浄・女護島〉 ２ 思いを託した刃物。「この剃刀は私が磨く—」〈浄・寿の門松〉
さか‐ば【坂刃】
薙刀(なぎなた)の刃の反った部分。
しら‐は【白刃】
鞘(さや)から抜いた刀。抜き身。白刃(はくじん)。
じ‐じん【自刃】
［名］(スル)刀物で自分の生命を絶つこと。「—して果てる」
じゃけん‐の‐やいば【邪見の刃】
よこしまな考えが人を害することを刃物にたとえた語。「無慚(むざん)の切先(きっさき)—」〈浄・井筒業平〉
じん【刃】
やいば。はもの。
じん【刃】
［常用漢字］ ［音］ジン（漢） ニン（呉） ［訓］は やいば 
〈ジン〉 １ は。やいば。「白刃・氷刃・兵刃」 ２ はもの。刀。「凶刃・利刃」 ３ 刀で切り殺す。「自刃」 
〈は（ば）〉「刃物／...
すぐ‐は【直刃】
日本刀の刃文(はもん)の一。直線的な刃文。→乱れ刃
すぐやき‐ば【直焼（き）刃】
直焼きにした刀剣の刃。
