ぶん‐こう【分光】
[名](スル)光をスペクトルに分けること。
ぶんこう‐かがく【分光化学】
分光学の理論および実験方法を用いて物質の構造・反応・性質などを研究し、また分析法を研究する化学の一分野。
ぶんこう‐がく【分光学】
物質が放射または吸収する光のスペクトルを測定・解析して、物質の構造などを研究する学問分野。
ぶんこう‐き【分光器】
放射線・粒子線のスペクトルを得る装置。プリズム・回折格子・干渉計を利用したものがある。スペクトロスコープ。スペクトログラフ。
ぶんこう‐きょう【分光鏡】
⇒ビームスプリッター
ぶんこう‐けい【分光計】
角度目盛りをもち、スペクトル線の波長を読み取ることができる分光器。スペクトロメーター。
ぶんこう‐こうどけい【分光光度計】
スペクトルの各波長について、その強度を測定する装置。分光器に光検出器を組み合わせた構造のもの。スペクトロフォトメーター。
ぶんこう‐しさ【分光視差】
恒星のスペクトル型から絶対等級を知り、それと視等級との差から推定される恒星の距離。
ぶんこう‐ぶんせき【分光分析】
物質が放射または吸収する光のスペクトルを調べて、その物質の成分を検出・定量する化学分析。X線分光分析・核磁気共鳴分析など。スペクトル分析。
ぶんこう‐れんせい【分光連星】
望遠鏡では分離して見えないが、恒星のスペクトルの吸収線に現れる周期的変化によって確かめられる連星。スピカなど。→連星