キネシン【kinesin】
アデノシン三燐酸を分解して生ずる化学的エネルギーを、力学的エネルギーに変換する酵素(分子モーター)の一種。生命活動に必要なたんぱく質や細胞小器管などを細胞内骨格である微小管に沿って運搬する。
キモシン【chymosin】
たんぱく質分解酵素の一。子牛などの胃液中に存在し、乳汁中のカゼインを凝固する酵素。レンニン。
キモトリプシン【chymotrypsin】
たんぱく質分解酵素の一。膵臓(すいぞう)から分泌され、たんぱく質をペプチドまで加水分解する。
き‐やく【既約】
数学で、分数の分母・分子が1以外の公約数をもたないこと。また、整数や整式が二つ以上の因数の積に分解できないこと。
きゅうかん‐び【休肝日】
毎日酒を飲む習慣の人が、酒を飲まない日。アルコールを分解する肝臓の負担を軽くするためという。
キュビスム【(フランス)cubisme】
20世紀初めに、フランスを中心に興った美術運動。対象を複数の角度から幾何学的面に分解し、再構成する技法を創出。現代抽象美術に大きな影響を与えた。ピカソ・ブラックらが代表。立体派。キュービズム。
きょだい‐そすう【巨大素数】
桁数の大きな素数。おおむね1万桁以上の素数を指す。巨大な素数の積で表される数は、高性能のコンピューターでも素因数分解が困難なため、RSA暗号など、インターネット上の暗号技術に用いられる。
きょだいマゼラン‐ぼうえんきょう【巨大マゼラン望遠鏡】
《Giant Magellan Telescope》米国・オーストラリア・韓国・ブラジルなどの国際協力によって建設を進めている超大型光学赤外線望遠鏡。直径8.4メートルの円形の鏡を計7枚組み合わ...
ぎゃく‐きでんりょく【逆起電力】
1 回路の電流の変化に伴い、この変化を打ち消す向きに生じる起電力。 2 電気分解で、電極反応によって生じた物質が電極に付着し、本来の電極反応を妨げる向きに生じる起電力。
ぎゃくこうそく‐フーリエへんかん【逆高速フーリエ変換】
コンピューターなどで、高速フーリエ変換(FFT)の逆変換を高速で行うアルゴリズム。周波数成分に分解して加工されたデータを復調し、元の形式の信号に変換するときなどに用いられる。IFFT(inver...