フォトリアーゼ【photolyase】
紫外線を受けて損傷したDNAの部位を認識して修復する光回復酵素。DNA修復酵素の一。DNA鎖上の塩基対に共有結合が生じた部分を分解し、正常な塩基配列に戻すはたらきをもつ。
ふけんか‐ぶつ【不鹸化物】
アルカリで鹸化されない物質。天然油脂などをアルカリで加水分解したのち、水に不溶、エーテルに可溶な成分を指す。ステロール、色素、炭化水素などが含まれる。
ふ‐しょく【腐植】
土壌中で動植物が不完全に分解してできる黒褐色の有機質。
ふしょく‐しつ【腐植質】
生物、特に植物の枯死体が微生物の働きにより分解されてできる無定形の物質。
ふしょく‐れんさ【腐食連鎖】
食物連鎖において、動植物の遺骸や排泄物などが細菌などに分解されて栄養利用されること。→生食連鎖 →寄生連鎖
ふせい‐きん【腐生菌】
生物遺体の分解など、腐生によって栄養を摂取する菌類の総称。
フタル‐さん【フタル酸】
《phthalic acid》芳香族カルボン酸の一。オルトキシレンやナフタレンを熱分解して作られる無色の結晶。加熱すると無水フタル酸が得られ、可塑剤・合成樹脂・染料などの原料にする。化学式C6H...
ふ‐はい【腐敗】
[名](スル) 1 有機物が微生物の作用によって分解され、有毒物質を生じたり悪臭を放つようになったりすること。くさること。→変敗 2 精神が堕落し、悪徳がはびこること。「—した政界」
フミン‐さん【フミン酸】
植物の枯死体が微生物のはたらきにより分解されてできる腐植質に含まれる有機酸の一。アルカリに可溶で、酸で沈殿し、赤褐色から黒色を呈する。土壌のほか、河川や湖沼の水・堆積物に存在する。腐植酸。
フラッシュフォトリシス‐ほう【フラッシュフォトリシス法】
⇒閃光(せんこう)光分解法