きり‐はなし【切(り)離し/切(り)放し】
1 切り離すこと。 2 (切り放し)江戸時代、火災などの非常の際に、入獄中の囚人を一時釈放したこと。きりはなち。
きり‐はな・す【切(り)離す/切(り)放す】
[動サ五(四)]一つの物や結びついている物を、切って離れさせる。切って別々にする。「貨車を—・す」「二つの問題を—・して考える」
きり‐はなれ【切(り)離れ】
1 切れて別々になること。 2 「切れ離れ」に同じ。
きり‐はふ【切破風】
⇒切妻(きりづま)破風
きりはへ【切羽へ】
井上荒野(あれの)の小説。平成20年(2008)刊行。同年、第139回直木賞受賞。
きり‐はら・う【切(り)払う/斬(り)払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 草木などを切り除く。「下枝を—・う」 2 切りかかって追い払う。「群がる敵を—・う」
きり‐ば【切(り)場】
1 「切り羽」に同じ。 2 義太夫節の一段を口(くち)・中(なか)・切(き)りに分けたときの切りの部分。→端場(はば)
きり‐ばかま【切り袴】
丈が足首までの、ごく普通に見られる袴。小口袴。半袴。→長袴(ながばかま)
きり‐ばな【切(り)花】
枝・茎をつけたまま切り取った花。生け花などに用いる。
きり‐ばり【切(り)張り/切(り)貼り】
[名](スル) 1 障子やふすまの破れた部分だけを切り取って、張り替えること。 2 切り抜いて貼りつけること。