サクラン【sacran】
多糖類の一。硫酸基をもち、約11種類の単糖類で構成される。日本固有のスイゼンジノリという藍藻類から初めて抽出された。巨大な分子量をもち、自重の約6000倍の水を吸収できる。そのため、化粧品の保湿...
さつまいも‐もとぐされびょう【薩摩芋基腐病】
サツマイモの茎の地際が黒変し、茎や葉が枯死して塊茎が腐敗する病害。ヒルガオ科の植物に糸状菌の一種が感染することで生じる。日本では平成30年(2018)に初めて感染を確認。甘藷基腐病。基腐病。
サトゥルヌス【(ラテン)Saturnus】
ローマ神話の農耕の神。初めて人間に農耕を教え、太古のイタリアに黄金時代を築いたという。ギリシャ神話のクロノスと同一視された。サターン。
さと‐がえり【里帰り】
[名](スル) 1 新婦が結婚後初めて実家に帰ること。祝言後の3日目・5日目に行うことが多い。 2 妻や奉公人などが実家に帰ること。「子供を連れて久しぶりに—する」 3 外国へ移住した人が故国に...
さみし・い【寂しい/淋しい】
[形][文]さみ・し[シク]「さびしい」の音変化。「生まれて初めて—・い正月をしました」〈蘆花・思出の記〉 [補説]近世以降、「さびしい」「さみしい」両形用いられてきたが、現在は放送用語などで「...
さんぎょう‐れんかんひょう【産業連関表】
一定期間内における一国のそれぞれの産業部門が生産した財・サービスが、各産業部門と最終需要部門とにどのように配分されたかを、統計数値によって表にしたもの。レオンチェフが初めて作成した。日本では、総...
さんごかい‐かいせん【珊瑚海海戦】
太平洋戦争初期の昭和17年(1942)5月8日に、南西太平洋の珊瑚海で、日本軍と米豪連合軍の間で行われた戦闘。史上初めて航空母艦どうしが交戦した。損失は日本の方が軽かったが、目標としていたポート...
さんしょうてい‐からく【三笑亭可楽】
[1777〜1833]江戸後期の落語家。江戸の生まれ。俗称、京屋又三郎。三笑派の祖。江戸で初めて寄席興行を行い、また三題噺(さんだいばなし)を創始した。
サーズ‐コロナウイルス【SARSコロナウイルス】
《severe acute respiratory syndrome coronavirus》SARS(重症急性呼吸器症候群)を引き起こすウイルス。2003年に初めて報告された新型のコロナウイル...
サールナート【Sarnath】
《鹿の園の意。漢訳では鹿野苑(ろくやおん)》インド北部、ウッタルプラデシュ州の宗教都市バラナシ近郊にある仏教遺跡。釈迦(しゃか)が初めて説法を行った聖地。アショカ王時代創建の石柱頭部の獅子像など...