ろくにん‐しゅう【六人衆】
江戸幕府初期の職名。寛永10年(1633)から同15年まで設置。定員は六人で、若年寄の前身といわれる。
ろくはらみつ‐じ【六波羅蜜寺】
京都市東山区にある真言宗智山派の寺。山号は、普陀落山。西国三十三所第17番札所。応和3年(963)空也が十一面観音を祭り開創、西光寺と称した。第2世中信が六波羅蜜寺と改称。のち、真言宗になった。...
ろっ‐かしゅう【六家集】
平安末期から鎌倉初期の代表的な歌人六人の私家集の総称。藤原俊成の「長秋詠藻(ちょうしゅうえいそう)」、西行の「山家(さんか)集」、藤原定家の「拾遺愚草」、藤原良経(ふじわらのよしつね)の「秋篠月...
ろっ‐かせん【六歌仙】
古今集の序にみえる、平安初期のすぐれた六人の歌人。在原業平(ありわらのなりひら)・僧正遍昭(そうじょうへんじょう)・喜撰法師(きせんほうし)・大友黒主(おおとものくろぬし)・文屋康秀(ふんやの...
ろっぴゃくばんうたあわせ【六百番歌合】
鎌倉初期の歌合わせ。建久4年(1193)藤原良経邸で催された。判者は藤原俊成。作者は藤原定家・顕昭(けんしょう)・慈円・寂蓮ら12人。各人100題100首で、計1200首600番。
ろっぴゃくばんちんじょう【六百番陳状】
鎌倉初期の歌論書。1巻。顕昭(けんしょう)著。六百番歌合における藤原俊成の判詞に異見を述べたもの。御子左(みこひだり)家(俊成)と六条家(顕昭)との対立を背景として、歌論史上、重要な資料。顕昭陳状。
ロブラン【Lovran】
クロアチア北西部、イストラ半島の町。アドリア海のクバルネル湾に面する。中世初期には北アドリア海における主要な港町の一だった。旧市街には聖ユーリ教会をはじめとする歴史的建造物が残っている。19世紀...
ロミオとフリージアのあるしょくたく【ロミオとフリージアのある食卓】
如月小春の戯曲。東京女子大学在学中の昭和54年(1979)に発表し脚光を浴びた、著者初期の代表作。
ローマ‐しゅうどういん【ローマ修道院】
《Roman Monastery》エジプト北部の町ワディナトルーンにあるコプト教会の修道院。キリスト教の最初期に隠遁生活を送ったとされる聖マカリオスが、4世紀に創設した修道院に起源する。名称は古...
わいしょう‐ぎんが【矮小銀河】
銀河のうち、その規模が典型的な銀河に比べ、およそ100分の1以下のもの。恒星の数は数十億個以下。質量が小さく重力が弱いため、星形成の初期段階において星間物質の大半を外部に放出したと考えられている...