じつろく‐もの【実録物】
小説・歌舞伎狂言などの一系統で、事実に虚構をまじえて興味本位につくられたもの。 1 江戸時代、講釈師の口述を書き留めた講談台本などを書写した読み物。お家騒動物・捌(さば)き物・仇討(あだう)ち物...
じ‐てん【次点】
1 最高点の次の点数。また、その点数をとった人。 2 入賞者や当選者の次にあたる得点・得票数。また、それを得た人。「選挙で—となる」 3 万葉集の訓点の一。源順(みなもとのしたごう)ら梨壺(なし...
ジャガタラ‐ぶみ【ジャガタラ文】
江戸初期、幕府の鎖国政策によってジャガタラに追放された在留欧人の日本人妻やその混血児たちが、日本の親類や知人に送ってきた手紙。
ジャパン‐タイムズ【The Japan Times】
日本の代表的な日刊英字新聞。日本の政治的立場や実情を海外に伝えることを目的として明治30年(1897)山田季治らが創刊。昭和18年(1943)「ニッポンタイムズ」と改称したが、同31年に原紙名...
じゅうきん‐しゅぎ【重金主義】
《bullionism》金銀を唯一の富と見なし、金銀貨・金銀地金の輸出を制限・禁止した初期重商主義の経済思想。また、それに基づく政策。
じゅうじかこうか【十字架降下】
《原題、(オランダ)Kruisafneming》ファン=デル=ウェイデンの絵画。板に油彩。十字架から下ろされるキリストと嘆き悲しむ人々を描いた作品。マドリード、プラド美術館所蔵。
《原題、(...
じゅうにだんぞうし【十二段草子】
古浄瑠璃。作者未詳。室町中期以後に成立した御伽草子による語り物で、牛若丸と浄瑠璃姫との恋物語を脚色したもの。近世初期に流行し、以後、この種の語り物を浄瑠璃と称するようになった。浄瑠璃姫物語。浄瑠...
じゅうにん‐ぐみ【十人組】
1 安土桃山時代から江戸初期にかけて、近隣10戸を単位とした自治組織。 2 ⇒十人両替(じゅうにんりょうがえ)
じゅがいろく【竪亥録】
江戸時代の数学者、今村知商の著作。寛永16年(1639)刊行。和算の学術的出版物としては最初期のもの。
ジュニア‐レジデント【junior resident】
初期臨床研修医。→レジデント