はつ‐うし【初丑】
夏の土用の最初の丑の日。鰻(うなぎ)を食べたり、丑湯といって入浴したりする。
はつ‐うま【初午】
2月の最初の午の日。また、その日に行われる各地の稲荷(いなり)神社の祭礼。《季 春》「—や煮しめてうまき焼豆腐/万太郎」
はつう‐もうで【初卯詣で】
正月初卯の日に神社に詣でること。大阪の住吉大社、東京の亀戸天神社境内の妙義社、京都の賀茂神社などが有名。卯の札という神符を受ける。はつうまいり。《季 新年》
はつ‐うり【初売り】
新年初の売り出し。はつあきない。売りぞめ。《季 新年》⇔初買い。
はつ‐お【初緒】
竿秤(さおばかり)の第一のひも。軽いものをはかるのに用いる。
はつ‐お【初麻】
その年に初めて収穫したアサ。
はつ‐おい【初老い】
40歳のこと。また、老年になりかけた年ごろ。しょろう。「年たてば我れも—の四十の坂」〈一葉・われから〉
はつ‐かい【初会】
新年になって初めての会合。《季 新年》
はつ‐かいし【初懐紙】
年頭に初めて懐紙に記した連句。《季 新年》
はつ‐かおあわせ【初顔合(わ)せ】
1 関係者が初めて集まること。「新役員の—」 2 映画・演劇などで、初めて共演すること。「二大女優の—」 3 相撲、競技などで、初めて対戦すること。