はつ‐み【初巳】
正月の最初の巳の日。この日弁財天に参詣する習慣がある。《季 新年》
はつみ‐ぐさ【初見草】
春の松、夏の卯(う)の花、秋の萩(はぎ)、寒菊または雪のこと。
はつ‐みせ【初店/初見世】
遊女が初めて店に出て客をとること。
はつみ‐づき【初見月】
陰暦正月の異称。
はつ‐みみ【初耳】
初めて耳にすること。初めて聞くこと。また、その話。「君が同郷だったとは—だ」
はつ‐みやまいり【初宮参り】
「宮参り2」に同じ。
はつ‐むかし【初昔】
1 茶摘みの最初の日に摘んだ葉茶で製した抹茶の銘。本来、小堀遠州が従来の白みを帯びた色の茶を名付けたもの。「昔」を「廿一日」の合字とし、八十八夜前後の21日間の前半・後半に葉を摘んだものを初昔・...
はつ‐むこいり【初婿入り】
婿が初めて嫁方に行き、正式に嫁方の両親と親子の杯を交わすこと。
はつ‐めいげつ【初名月】
陰暦8月15日夜の月。9月13日の後(のち)の月に対していう。中秋(ちゅうしゅう)の名月。
はつ‐もうで【初詣で】
[名](スル)正月、その年初めて社寺に参詣すること。初参り。「晴れ着で—する」《季 新年》「—鳥居の影を人出づる/虚子」