さん‐りげん【三利源】
生命保険会社の利益の内訳である死差損益(想定死亡率と実際の死亡率との差による損益)、利差損益(予想運用利回りと実際の利回りとの差による損益)、費差損益(予想経費と実際の経費との差による損益)のこと。
サービス‐ステート【service state】
国家は、国民の利益のために積極的に奉仕すべきであるという考え方。奉仕国家。
ざいこ‐えいきょう【在庫影響】
在庫商品の時価の変動が企業会計上の損益に影響を与えること。また、その影響。 [補説]在庫商品の時価が変動すると、棚卸資産の評価方法によって、在庫評価額と実際の取得原価との間に大きな差が生じる場合...
ざいむ‐しょひょう【財務諸表】
企業が株主・債権者・税務当局など利害関係者に対し、一定期間における経営成績および一定時点における財政状態などを報告するために作成する計算書類。貸借対照表(B/S)・損益計算書(P/L)・キャッシ...
ざんぞんしゃ‐りえき【残存者利益】
過当競争や収縮傾向にある市場において、競争相手が撤退したあと、生き残った企業のみが市場を独占することで得られる利益。
し‐い【私意】
1 自分一人の考え・意見。私見。 2 自分だけの利益を考える心。私心。「提言に—はない」
シェア【share】
[名](スル) 1 分けること。分配。分担。「利益を投資額に応じて—する」 2 共同でもつこと。共有。「ルーム—」「情報を—する」 3 「市場占有率」に同じ。
し‐えき【私益】
一個人の利益。私利。⇔公益。
私恩(しおん)を売(う)・る
自分の地位を利用して、自分の利益になりそうな人に恩を与える。「官金をもって—・る挙動には何分にも感服出来かね」〈蘆花・思出の記〉
鹿(しか)を逐(お)う者(もの)は山(やま)を見(み)ず
《「淮南子(えなんじ)」説林訓の「獣を逐う者は、目に太山を見ず」から》利益を得ることに熱中している者は、他の事は顧みなくなるのたとえ。鹿を逐う猟師は山を見ず。