し‐きょく【私曲】
不正な手段で自身だけの利益をはかること。利己心があって正しくないこと。「利慾もある、邪推もある…—もある」〈魯庵・社会百面相〉
し‐けいざい【私経済】
個人または私法人などが、私的利益を目的として営む経済。⇔公経済。
しげん‐ナショナリズム【資源ナショナリズム】
豊富な天然資源を保有する開発途上国で、先進国の大企業による生産と利益の独占を排除し、自国の発展のために資源を役立てようとする動き。1970年代から高まる。
しさん‐けいざい【資産経済】
実体経済から派生した金利や、金融取引・信用取引・オプション取引など、資産の移動自体がもたらす利益の総体。金融経済。
獅子(しし)の分(わ)け前(まえ)
《「イソップ物語」から》強者が、弱者を働かせて得た利益を独占すること。
し‐しん【私心】
1 一個人としての気持ち。自分一人の考え。私意。「—を述べる」 2 自分一人の利益を図る心。利己心。私情。「—を捨て去る」
し‐じょう【私情】
1 個人的な感情。私意。「—にとらわれる」「—を交える」「—を捨てる」 2 利己的な心。私心。「先方の利益を思うよりもわが—を満足さすばかりの」〈蘆花・思出の記〉
しじょう‐げんり【市場原理】
市場がさまざまな過不足やアンバランスを自ら調整し最適化する仕組みや機能。商品の価格、需要と供給、労働市場などさまざまな場面で、多くの市場参加者が自己利益を追求することで働くとされる。神の見えざる...
しそう‐の‐じゆう【思想の自由】
人がどのような思想をもとうとも、公権力による侵害や社会的な不利益などを受けない自由。憲法の保障する基本的人権の一。→日本国憲法第19条
したうけ‐ほう【下請法】
《「下請代金支払遅延等防止法」の通称》製造業や広告・出版業などにおいて事業者間で下請取引を行う際の、下請業者の利益保護および下請取引の公正化などを目的として定められた法律。下請業務を依頼する親事...