のう‐かすいたい【脳下垂体】
間脳の視床下部から下方に突出している内分泌腺。人間では小指大で、トルコ鞍(あん)とよばれる脳底のくぼみに収まる。腺性の前葉・中葉と神経性の後葉の3部に分けられ、主に他の内分泌腺を刺激するホルモン...
のうかすいたいぜんよう‐ホルモン【脳下垂体前葉ホルモン】
脳下垂体の前葉から内分泌されるホルモン。成長ホルモン・生殖腺刺激ホルモン・甲状腺刺激ホルモン・副腎皮質刺激ホルモンなどがある。前葉ホルモン。
のうかん‐もうようたい【脳幹網様体】
脳幹にある、神経細胞体と神経線維が入り交じって網目状をなす構造。大脳皮質への刺激の通路となり、意識の水準を保つ働きをし、睡眠に関係している。
のう‐こう【濃厚】
[形動][文][ナリ] 1 味・色・におい・成分などが濃いさま。こってりとしたさま。「—な香り」「—な牛乳」⇔淡泊。 2 ある可能性が強く予想されるさま。「嫌疑が—になる」「敗色—」 3 きわめ...
のりもの‐よい【乗(り)物酔い】
自動車・船・航空機などに乗って気分が悪くなった状態。急停止・発進、旋回、動揺などの加速度の変化で内耳の平衡器が繰り返し刺激されて、自律神経が失調を起こし、顔面蒼白・吐き気・嘔吐(おうと)などの症...
はいじつ‐せい【背日性】
日光の刺激で起こる負の屈光性。日光とは反対方向に、植物の器官の屈曲あるいは運動が起こる性質。背光性。⇔向日性。
はいらん‐ゆうはつ【排卵誘発】
排卵障害が不妊の原因である場合に、主にクロミフェン・卵胞刺激ホルモンなどの排卵誘発剤を用いて、排卵を起こさせること。
はく‐しゃ【拍車】
乗馬靴のかかとに取り付ける金具。馬の腹に刺激を与えて速度を加減する。ふつう歯車付きで馬体を傷めないようになっている。
はく‐とうゆ【白灯油】
家庭用の暖房・燃料に使う、精製された無色透明の灯油。完全燃焼し、排ガス中の有毒成分や刺激臭が少ない。
はっ‐か【発火】
[名](スル) 1 火を発すること。燃えだすこと。「自然に—する」 2 銃砲に実弾を入れず、火薬だけこめて撃つこと。「—信号」 3 火うち石で出した火を移し取るもの。火口(ほくち)。 4 神経細...