つき‐き・る【突(き)切る】
[動ラ五(四)] 1 刀などで突くようにして切る。「二貫目足らずの剣とりしぼり力任せに—・りて」〈露伴・いさなとり〉 2 まっすぐに横切る。つっきる。「甲谷は公園の芝生を—・ると」〈横光・上海〉
つぎ‐あし【継(ぎ)足】
1 器具などを高くするためにつぎたした足。「机に—をする」 2 幼帝がいすにかけるときに足を受けてのせる台。承足(しょうそく)。 3 剣道で、後ろ足を前足の近くに引きつけてその勢いを利用して前足...
つじ‐ぎり【辻斬り】
昔、武士が刀剣の切れ味や自分の腕を試すために、往来で通行人を斬ったこと。また、それを行う者。特に江戸初期には禁令が出るほど横行した。
つな‐ぬ・く【貫く】
[動カ四]「つらぬく」に同じ。「形代(かたしろ)が首を切って剣の先に—・き給へば」〈謡・調伏曽我〉
つば【鍔/鐔】
1 刀剣の柄(つか)と刀身との境に挟んで、柄を握る手を防御するもの。板状で、多く鉄製。 2 釜の胴まわりに庇(ひさし)のように出ている部分。 3 帽子のまわり、または前に庇のように出ている部分。...
つるぎ【剣】
《上代は「つるき」とも》諸刃(もろは)の刀。また、刀剣の総称。けん。
つるぎ‐さき【剣崎】
神奈川県、三浦半島南東端の岬。浦賀水道の入り口にあたる。発達した海食台の先端に剣崎灯台があり、東京湾を出入りする船舶の重要な目標となっている。俗に「けんざき」ともよばれる。
つるぎ‐さん【剣山】
徳島県中西部にある山。四国第2の高峰。標高1955メートル。信仰の山で、大剣神社がある。
つるぎさん‐こくていこうえん【剣山国定公園】
剣山を中心とし、吉野川の渓谷の大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)や祖谷渓(いやけい)などを含む国定公園。
つるぎ‐さんち【剣山地】
徳島県中央部に広がる山地。四国山地の東部を占め、東西に約60キロメートル連なる。最高峰は剣山。主に秩父(ちちぶ)古生層からなる石灰岩山地。北部の鮎喰(あくい)川・祖谷(いや)川・貞光川・穴吹川、...