すき‐ぎり【剝き切り】
そぐように薄く切ること。「この芋をむきつつ、—に切れば」〈宇治拾遺・一〉
すき‐と・る【剝き取る】
[動ラ五(四)]包丁で薄くはぐように切る。「表の皮を—・る」
すき‐み【剝き身】
薄くそいだ魚肉の切り身。また、軽く塩漬けした魚肉の切り身。「まぐろの—」
す・く【剝く】
[動カ五(四)]薄く切る。薄く削り取る。そぐ。「皮を—・く」 [可能]すける[カ下一]
はがし【剝がし】
1 はがすこと。はがすもの。「—暦(ごよみ)」 2 もんじゃ焼きを食べるときに使う、金属製の小さなへら。
はがし‐ごよみ【剝がし暦】
毎日1枚ずつはがしていく暦。日めくり。
はがし‐ぞめ【剝がし染(め)】
布に豆汁(ご)を引き、その上に顔料を豆汁にまぜたものを刷毛(はけ)で引いて乾かしたのち、竹のブラシで布の表面をこすり、顔料をすり落として模様を表す染色法。
はが・す【剝がす】
[動サ五(四)]付着しているものを剝ぎ取る。めくり取る。「シールを—・す」「生爪を—・す」 [可能]はがせる [用法]はがす・むく——「木の皮をはがす(むく)」のように、外側の部分を取り去る意で...
はが・る【剝がる】
[動ラ下二]「はがれる」の文語形。
はが・れる【剝がれる】
[動ラ下一][文]はが・る[ラ下二]表面についていたものが離れてとれる。はげて落ちる。「化けの皮が—・れる」