キネマ【kinema】
《「キネマトグラフ」の略》 1 映画。活動写真。シネマ。 2 映画館。「…キネマ」の形で、劇場名として用いられた。
きゃく‐せき【客席】
劇場などの客の座席。
きゃく‐どめ【客止(め)】
[名](スル)劇場などで、満員のために客の入場を断ること。札(ふだ)止め。「満員—」
キャットウオーク【catwalk】
1 劇場や工場などの上部にある、作業用の細い通路。 2 ファッションショーなどの舞台で、客席側に張り出した細い部分。
きょうげん‐さくしゃ【狂言作者】
歌舞伎で、劇場専属の劇作者。宝暦(1751〜1764)ごろ、立作者・二枚目・三枚目・狂言方・見習作者の制度が確立した。劇作のほかに演出事務・舞台監督なども担当。
きょうじんなおもておうじょうをとぐ【狂人なおもて往生をとぐ】
清水邦夫の戯曲。副題「昔、僕たちは愛した」。昭和44年(1969)「テアトロ」誌に発表。同年3月、俳優座劇場にて初演。
きょう‐ぼう【教坊】
1 劇場や遊里など、遊芸を見せる所。「音曲に巧にして且つ容貌の美なるを以て盛名—に冠たり」〈織田訳・花柳春話〉 2 中国で唐代以降、官設の歌舞音楽の教習所。
きり‐あな【切(り)穴】
歌舞伎劇場で、舞台の床を切り抜いた方形の穴。幽霊・変化(へんげ)などの出入りや、井戸・池などに飛び込むときに用いる。花道に設けるものは「すっぽん」という。
きり‐おとし【切(り)落(と)し】
1 切り落とすこと。また、切り落としたもの。 2 肉や魚などを切り分ける際にできる、半端で形のそろわない部分。 3 江戸時代の歌舞伎劇場で、平土間の最前列の大衆席。文化年間(1804〜1818)...
きんだい‐げき【近代劇】
19世紀末にヨーロッパで起こった演劇。近代市民社会の個人主義・自由主義の立場から人生や社会問題を扱った。作家としては、イプセン・ストリンドベリ・ハウプトマン・チェーホフ・ショーら。日本では明治末...