ちから‐の‐さんようそ【力の三要素】
物体に与える力を定義する三つの要素。すなわち、力の大きさ、力の方向、力の作用点を指す。
ちから‐の‐のうりつ【力の能率】
⇒力のモーメント
ちから‐の‐モーメント【力のモーメント】
物体をある軸または点のまわりに回転させようとする力の働きを表す量。力の大きさと、その点から力の作用線までの距離との積で表される。力の能率。
ちから‐ばめ【力嵌め】
強い力を加えてはめ込む嵌合(かんごう)法の一。圧入。
ちから‐びと【力人/健児】
1 力の強い人。強壮な男子。「軍士(いくさびと)の中の—の軽くはやきをえり集めて」〈記・中〉 2 古代、兵士のうち特に選ばれた強健な者。
ちから‐ぶそく【力不足】
[名・形動]与えられた役目を果たすだけの力量がないこと。「落選は私の—によるものだ」→役不足2
ちから‐まかせ【力任せ】
[名・形動]ありったけの力を出すこと。また、そのさま。「—な打法」「—に引っ張る」
ちから‐まけ【力負け】
[名](スル) 1 腕力や実力が足りないために負けること。「横綱とまともに組んでは—する」 2 力を入れすぎて、かえって負けること。
ちから‐まさり【力勝り/力優り】
力が他人より強いこと。また、その人。「—に逢うて始終は叶はじと覚ゆるぞ」〈太平記・二九〉
ちから‐みず【力水】
相撲で、土俵の傍らに桶に入れて備えられ、力士が取組の前に口をすすいだりする水。化粧水。清めの水。「—をつける」