ぜん‐こう【前功】
1 前人の功績。「細心に学習し、然る後に—を継(つな)ぎ」〈中村訳・西国立志編〉 2 以前に立てた功績。「一敗地に塗(まみ)れば、是迄の—を空くするに、至らんことを」〈竜渓・経国美談〉
そう‐こう【奏功】
[名](スル)目標どおりの成果があがること。功を奏すること。「和解工作が—する」
そっ‐こう【即効/即功】
すぐにききめが現れること。「—を期待する」
たい‐こう【大功】
1 大きな手柄・功績。「—を立てる」 2 大規模な事業。「—を成す者は衆に謀(はか)らず」 3 古代中国の喪服の一。粗い織り目の麻布で作り、9か月の喪に用いた。→小功
てん‐こう【天工/天功】
天のしわざ。大自然の働き。「宇宙間の森羅万象…或法度を有せざるはなし。—の事物すら尚(な)お然り」〈逍遥・小説神髄〉
とし‐の‐こう【年の功】
年を取って、経験を積んでいること。また、その経験の力。「亀(かめ)の甲より—」
どう‐こう【同功】
同じ功績。同じ手柄。
ど‐こう【土工】
1 (「土功」とも書く)土木工事で、土を掘り、運び、盛り固めるなどの基礎的な作業。 2 土木工事に従事する労働者。
ないじょ‐の‐こう【内助の功】
陰ながら援助する身内の功績。特に、夫の活躍を支える妻のはたらきについていう。
ねん‐こう【年功】
1 長年にわたる功労・功績。「—に報いる」 2 長年その事に携わって積んだ経験。長年の訓練で得た技術。「—を積む」