れっ‐せい【劣勢】
[名・形動]勢力が劣っていること。形勢が不利であること。また、そのさま。「弱点をつかれて—になる」「—な(の)試合」⇔優勢。
れっ‐せい【劣性】
「潜性」に同じ。⇔優性。 [補説]遺伝学用語としては、かつて「優性・劣性」が用いられたが、遺伝子に優劣があるという誤解を避けるため、平成29年(2017)に日本遺伝学会が「顕性・潜性」への変更を...
れっ‐せい【劣生】
[代]一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。「—は深く貴銀行の内幕を熟知致し候故」〈魯庵・社会百面相〉
れっせい‐いでん【劣性遺伝】
「潜性遺伝」に同じ。⇔優性遺伝。
れっせい‐いでんし【劣性遺伝子】
「潜性遺伝子」に同じ。
れっ‐とう【劣等】
[名・形動]等級・程度などが水準より劣っていること。また、そのさま。「—な品種」「—生」⇔優等。
れっとう‐かん【劣等感】
自分が他人より劣っているという感情。インフェリオリティーコンプレックス。「—を抱く」⇔優越感。
れっとう‐せい【劣等生】
学業成績の特に悪い学生・生徒。また比喩的に、出来の悪い人。
れっ‐ぱい【劣敗】
劣っているものがすぐれているものに負けること。「優勝—」
れつ【劣】
[名・形動ナリ]劣ること。また、そのさま。「その浄土こそ寂光の浄土より—なるべし」〈仮・夫婦宗論〉