がっ‐かい【学海】
1 《「揚子法言」学行の「百川海を学びて海に至る」から》日夜のたゆみない努力の結果、研究を大成すること。 2 学問の世界の広いことを海にたとえていう語。「—の新気運に貢献して」〈漱石・三四郎〉
がんばり‐や【頑張り屋】
困難に負けずに努力する人。ねばり強い人。
騏驥(きき)の跼躅(きょくちょく)は駑馬(どば)の安歩(あんぽ)に如(し)かず
《「史記」淮陰侯伝から》すぐれた馬もぐずぐずしていれば、つまらない馬が静かに歩み続けるのに及ばない。すぐれた人も怠けていれば、平凡な人が努力するのに及ばないというたとえ。
き‐きゅう【企及/跂及】
[名](スル)計画を立て努力して到達すること。また、肩を並べること。匹敵すること。「自分には、彼等の到底—し難い芸術上の天才がある」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
き・する【帰する】
[動サ変][文]き・す[サ変] 1 あるところに落ち着く。最後にはそうなる。「すべての努力が水泡に—・した」 2 罪・責任などを他の人や物のせいにする。なすりつける。負わせる。「責任を部下に—・...
き‐たい【期待】
[名](スル)あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。「—に添うよう努力する」「活躍を—している」「—薄」 [補説]作品名別項。→期待
九仞(きゅうじん)の功(こう)を一簣(いっき)に虧(か)く
《「書経」旅獒から》高い山を築くのに、最後のもっこ1杯の土が足りないために完成しない。長い間の努力も最後の少しの過失からだめになってしまうことのたとえ。 [補説]「簣」は、もっこ、「虧」は、欠に...
きょう‐しん【協心】
[名](スル)ある目的のために心を合わせること。「衆亦(また)此旨趣に基き—努力せよ」〈五箇条の御誓文〉
きょく‐りょく【極力】
[副]力の限りを尽くすさま。できる限り。「—争いを避ける」「—努力する」
く‐せん【苦戦】
[名](スル) 1 相手が強く、不利な状況で苦しい戦いをすること。「—を強いられる」「選挙で—する」 2 物事をなしとげるために苦しみながら努力すること。「信仰なくんば信仰を得るまで—せよ」〈独...