ちん‐ろうどう【賃労働】
資本主義社会で、生産手段を所有していない労働者が自己の労働力を生産手段をもつ資本家に一つの商品として売り、その代価として賃金を受け取る労働の形態。賃金労働。
つうきん‐さいがい【通勤災害】
労働者が通勤の途上で受ける災害。労働者災害補償保険が適用される。
つうきん‐てあて【通勤手当】
労働者の通勤に要する実費あるいは通勤距離に応じて支給される手当。
ティー‐ユー‐シー【TUC】
《Trades Union Congress》英国労働組合会議。1868年創立。組織労働者の大部分を結集した英国最大の労働組合連合体で、労働党の支持母体。
てきたいてき‐むじゅん【敵対的矛盾】
社会生活において、利害が根本的に対立するために力によってしか解決されない勢力間の矛盾。例えば、資本家と労働者との間の矛盾など。
てっこう‐くみあい【鉄工組合】
明治30年(1897)東京砲兵工廠・造船所・鉄道工場などの鉄工労働者によって設立された日本最初の本格的な労働組合。
で‐かせぎ【出稼ぎ】
[名](スル)ある期間、家を離れ、よその土地や国に行って働くこと。また、その人。「農閑期に—する」「—の外国人労働者」
で‐づら【出面/出頰】
1 《顔を出すことによって与えられる金銭の意》日雇い労働者などの日当。でめん。 2 顔出しをすること。出席すること。「あのざまで此の中へ—は何事と、一度にどっと笑ふ声」〈浄・百人上﨟〉
デデド【Dededo】
マリアナ諸島、グアム島北部の村。スペイン統治時代は牧畜が行われ、第二次大戦後は島外労働者が多く居住。恋人岬があるほか、週末に開かれる朝市が有名。
とうよう‐じゆうとう【東洋自由党】
明治25年(1892)大井憲太郎を中心とした自由民権運動家によって結成された政党。貧民労働者の保護や強硬外交などを主張した。機関誌「新東洋」を刊行。翌年解散。