かん‐い【敢為】
物事を困難に屈しないでやり通すこと。敢行。「勇猛心というよりか、—の気象と言った方が可(よ)かろう」〈独歩・非凡なる凡人〉
かん‐じょ【寛恕】
[名・形動](スル) 1 心が広くて思いやりのあること。また、そのさま。「勇気ある人はその心—にして」〈中村訳・西国立志編〉 2 過ちなどをとがめだてしないで許すこと。「御—を請う」
かん‐せん【酣戦】
戦いの真っ盛り。敵味方が入り乱れて戦うこと。「勇将—の状、人をしてこれを回憶するごとに、血気奮興し」〈中村訳・西国立志編〉
かんだっ‐こ【神田っ子】
神田生まれの江戸っ子。江戸っ子の中でも、特に男だて、勇み肌で知られる。
かん‐とう【敢闘】
[名](スル)勇敢に戦うこと。「強豪を相手によく—した」「—賞」
かん‐ぷく【感服】
[名](スル)深く感心して、尊敬・尊重の気持ちを抱くこと。「勇気ある態度に—する」
がい‐せい【蓋世】
《「史記」項羽本紀の「力は山を抜き、気は世を蓋(おほ)う」から。「かいせい」とも》世をおおいつくすほど意気が旺盛なこと。功績や名声などが大きいこと。「—の勇」 [補説]「抜山蓋世(ばつざんがいせ...
ガジアンテップ【Gaziantep】
トルコ南東部の都市。シリアとの国境から約60キロメートルに位置する。古くはアンテプまたはアインタプと呼ばれた。第一次大戦後の祖国解放戦争において、フランス軍に対して勇敢に抗戦したことを称え、「ガ...
ガズニー‐ちょう【ガズニー朝】
《Ghaznī》アフガニスタンのトルコ系イスラム王朝。ガズニーを首都としたのでこの名がある。962年、サーマーン朝のアルプティギーンによって始められ、勇王マフムードのときに最盛期を迎えた。118...
きおい‐た・つ【気負い立つ】
[動タ五(四)]ある物事に立ち向かおうとしてひどく意気ごむ。勇み立つ。きおいこむ。「—・って新しい仕事に臨む」