どう‐な・し【動無し】
[形ク]動揺するようすがない。動じない。「更に例の—・きを、せめて言はれて」〈源・明石〉
どう‐らん【動乱】
世の中が動揺し、乱れること。また、その乱れ。暴動などのさわぎ。「—が起こる」
どよみ【響み】
《古くは「とよみ」》 1 大きな音が鳴りひびくこと。大声で騒ぐこと。また、その音や声。どよめき。「遠くでする市街(まち)の—を…聞きながら」〈近松秋江・疑惑〉 2 ゆれうごくこと。動揺。「汽車の...
どよ‐め・く【響く】
[動カ五(四)] 1 音が鳴りひびく。とどろきひびく。「雷鳴が—・き渡る」 2 ざわざわと騒ぐ。「新記録に場内が—・く」 3 ゆれうごく。動揺する。「心が—・く」
ない‐めん【内面】
1 物の内側の面。⇔外面。 2 精神・心理に関する面。心の中。「—の動揺を隠す」⇔外面。
なみ‐だ・つ【波立つ】
[動タ五(四)] 1 波が立つ。波が起こる。また、波のように起伏する。「湖面が—・つ」 2 争いごとが起きて、騒がしくなる。「周囲が—・つ」 3 心が動揺する。「不安に胸が—・つ」
のりもの‐よい【乗(り)物酔い】
自動車・船・航空機などに乗って気分が悪くなった状態。急停止・発進、旋回、動揺などの加速度の変化で内耳の平衡器が繰り返し刺激されて、自律神経が失調を起こし、顔面蒼白・吐き気・嘔吐(おうと)などの症...
は‐もん【波紋/波文】
1 水面に物の落ちたときなどに、いく重にも輪を描いて広がる波の模様。 2 次々と周囲に動揺を伝えていくような影響。「政界に—を起こす」「若者の間に—を呼んだ番組」
腹(はら)が据(す)わ・る
物事に動揺しなくなる。度胸が据わる。「ベテランだけに—・っている」 [補説]「腹が座る」と書くのは誤り。
はん‐しょう【反照】
[名](スル) 1 照り返すこと。また、その光。照り返し。「残雪の—」 2 夕日に照り輝くこと。夕映え。 3 ある物事の影響が具体的な形で他のものの上に現れること。「周囲の幽静な趣と—するためか...