ちょう‐こう【寵幸】
特別にかわいがられること。寵愛。「この小女王の—をほしいままにするのを」〈中勘助・銀の匙〉
ちょう‐ば【帳場】
1 旅館や商店などで、帳付けや勘定などをする所。勘定場。「—で支払いを済ませる」 2 ⇒町場(ちょうば)
ちょう‐びゃく【丁百/調百】
江戸時代、銭96文を100文に通用させた慣行に対して、100文をそのまま100文として勘定すること。丁銭。調銭。→九六銭(くろくぜに)
ちょう‐ほん【張本】
《古くは「ちょうぼん」》 1 事の起こり。原因。特に、悪事のもととなること。また、その人。張本人。「弱い者いじめの—で」〈中勘助・銀の匙〉 2 あとでの出来事に備えて、前もって準備しておくこと。
ちょうめん‐かた【帳面方】
1 帳面の記載や整理を受け持つ役。また、その人。 2 江戸幕府勘定奉行の一分課。諸国の代官などから送られてきた勘定帳の検査を任務とした。
ちょう‐もと【帳元】
《帳簿の元締めの意》 1 金銭の帳簿をつかさどる役。また、その人。 2 江戸時代、興行物などの勘定を扱う役。また、その人。
ちょっ‐かん【勅勘】
天皇から受けるとがめ。勅命による勘当。「—をこうむる」
ちょっかん‐てき【直感的】
[形動]勘などを働かせて物事を感覚的にとらえるさま。「—におかしいと思う」
ちら‐ばら
[形動][文][ナリ]あちこちに散らばっているさま。まばらであるさま。「雁の形の琴柱(ことじ)が—に立っているのも」〈中勘助・銀の匙〉
つう‐よう【通用】
[名](スル) 1 ある期間・範囲内で、自由に使えること。「全館に—する優待券」「スペイン語の—する国々」 2 広く世間に認められていること。「世界に—する新技術」「その実力ではプロでは—しない...