よう‐しょう【葉鞘】
葉の基部が鞘(さや)状になり、茎を包む部分。稲・カヤツリグサなどにみられる。
よう‐まく【羊膜】
脊椎動物の羊膜類などでみられる胎児を包む膜。胚膜の一で、最も内側にあり、中は羊水で満たされる。内面は外胚葉(がいはいよう)、外面は中胚葉から生じたもの。
よぶすま‐そう【夜衾草】
キク科の多年草。深山に生え、高さ約2メートル。葉は大きく三角状で、葉柄に翼があって茎を包む。夏から秋、白い花を円錐状につける。若葉は食用。
ラッピング【wrapping】
[名](スル) 1 包装すること。特に、贈答品などを美しい包装紙で包むこと。また、その包装紙など。「ワインを銀紙で—する」 2 「ラッピング広告」の略。 3 ⇒リインターフェース
ラップ【wrap】
[名](スル) 1 包むこと。巻くこと。衣服などをまとうこと。 2 「ラップフィルム」の略。「—でくるむ」「野菜を—する」
らんおう‐のう【卵黄嚢】
魚類・羊膜類の胎生期初期にみられる、卵黄を包む袋状の膜。卵黄の分解・吸収を行い、多数の血管を通じて胚に栄養を送る。卵黄が消費されてなくなると、胚に吸収される。
らん‐かく【卵殻】
動物の卵を包む外側の強固な卵膜。たまごのから。
らん‐のう【卵嚢】
卵を包む強靭(きょうじん)な袋状のもの。海産の巻き貝類にみられる。
ランビエ‐こうりん【ランビエ絞輪】
有髄神経で、軸索(じくさく)(神経線維)を包む髄鞘が中断してくびれている部分。一定の間隔であり、興奮はここのみを跳躍伝導する。1878年にフランスの病理学者ランビエ(L.A.Ranvier)が発見。
ろくぞう‐ろっぷ【六臓六腑】
東洋医学で、五臓六腑に心包を加えたもの。心包は心臓を包む膜で、心臓を保護し動かす働きをもつとされるが、実際に臓器として存在するものではない。 [補説]六臓は肝・心・脾(ひ)・肺・腎(じん)・心包...