つつみ‐な【包(み)菜】
サンチュの別名。朝鮮料理で、焼肉などを包んで食べることから。
つつみ‐ぶみ【包み文】
薄様(うすよう)などを上おおいにした手紙。特に平安時代、後朝(きぬぎぬ)の手紙や懸想(けそう)文に用いた。「緑の薄様なる—の、大きやかなるに」〈源・浮舟〉
つつみ‐もの【包(み)物】
1 風呂敷などで包んだ物。 2 布施(ふせ)・禄(ろく)・贈り物などにするため、金銀や絹布などを包んだもの。「すずろなる布(め)の端をば包みて賜へりしぞ。あやしの—や」〈枕・八四〉
つつみ‐やき【包(み)焼(き)】
1 魚・肉・野菜などを木の葉・紙・ホイルなどに包んで焼くこと。また、その焼いたもの。 2 鮒(ふな)の腹に昆布・串柿(くしがき)・焼き栗などを入れて焼いたもの。門出や出陣の祝いに用いた。「鮒の—...
つつ・む【包む】
[動マ五(四)] 1 物を、紙や布などの中に入れてすっかりおおう。「風呂敷で—・む」 2 (多く受け身の形で)物をすっかり取り囲むようにする。「山中で霧に—・まれる」「火に—・まれた家」「事件は...
パオ【包】
《(中国語)》モンゴルなどの遊牧民が用いる饅頭(まんじゅう)型をした組み立て式の家屋。骨組みを木で作り、その上をフェルトで覆う。ゲル。
パオズ【包子】
《(中国語)》中に肉や野菜、あんなどを入れたまんじゅう。→饅頭(マントー)
ほう【包】
[音]ホウ(ハウ)(漢) [訓]つつむ くるむ [学習漢字]4年 1 中の物をつつみこむ。つつみ。「包囲・包装・包皮・包容/空包・梱包(こんぽう)・薬包」 2 一まとめにする。ひっくるめる。「包...
ほう‐い【包囲】
[名](スル)周りを取り囲むこと。「警官が犯人を—する」「緊急—網」
ほうい‐もう【包囲網】
人や組織・国などの動きを封じるために、組織だって周りを取り囲むこと。「—を張る」「—を突破する」