じき‐そうち【自記装置】
時間的に変化する現象を自動的に記録する装置。
じきそう‐てんい【磁気相転移】
物質が示す磁気構造の相転移。温度変化に伴って反強磁性や強磁性から常磁性へ、また常磁性から強磁性や反強磁性に変化する現象を指す。強磁性が常磁性に変化する温度をキュリー温度、反強磁性が常磁性に変化す...
じき‐たいせきこうか【磁気体積効果】
磁性体で、磁場を加えると体積が変化する現象。強磁性体の磁化にともなう磁歪もこの効果による。
じきていこう‐こうか【磁気抵抗効果】
磁場により物質の電気抵抗が変化する現象。1883年、英国の物理学者ケルビンが発見。この効果が顕著に現れる半導体は磁気抵抗素子などに利用されている。MR(magnetoresistance)。
じきていこう‐そし【磁気抵抗素子】
磁場により電気抵抗が変化する磁気抵抗効果を利用した半導体素子。特に電気抵抗の相対変化の度合いが大きい巨大磁気抵抗効果を利用したものを巨大磁気抵抗素子といい、磁気計測器のほかハードディスクの読み出...
じきねつ‐こうか【磁気熱効果】
磁性体を磁化するとき、温度が変化する現象。主に強磁性体をさす。
じき‐ふくくっせつ【磁気複屈折】
磁界によって屈折率が変化することで生じる複屈折。磁気光学効果の一つ。
じぎょう‐けた【自行化他】
みずからのために仏道修行し、さらにその得たところをもって他を教化すること。自利利他。
じこ‐ぎまん【自己欺瞞】
自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。自欺(じき)。
じこ‐ゆうどう【自己誘導】
電気回路で、電流の大きさや方向が変化するとき、回路内に電磁誘導が生じ、電流の変化を妨げるように働く現象。自己感応。