なな‐つ【七つ】
1 数の名。六つの次、八つの前の自然数。7個。しち。なな。 2 7歳。 3 昔の時刻の名。今の午前4時および午後の4時ごろ。ななつどき。
ななつ‐さがり【七つ下(が)り】
1 ㋐今の午後4時を過ぎたころ。 ㋑「七つ下がりの雨」の略。 2 午後4時を過ぎたころの状態。特に、空腹を感じている状態。「刻限は知らねども、わが腹は—」〈浄・浦島年代記〉 3 物が古びること。...
ななつさがり‐の‐あめ【七つ下(が)りの雨】
午後4時過ぎに降り出した雨。大概は長く降り続くので、なかなか終わらないもののたとえにいう。
ななつ‐すぎ【七つ過ぎ】
1 今の、午前4時または午後4時を過ぎたころ。 2 「七つ下がり3」に同じ。
ななつ‐どき【七つ時】
昔の時刻の名。今の午前4時および午後4時ころ。
ななつ‐はん【七つ半】
1 昔の時刻の名。今の午前5時および午後5時ごろ。 2 「七つ下がり3」に同じ。「中形小紋の—ごろの小袖を着」〈洒・錦之裏〉
に‐こう【二更】
五更の第二。およそ現在の午後9時または午後10時から2時間をいう。亥(い)の刻。乙夜(いつや)。
にし‐び【西日】
西に傾いた太陽。また、その日ざし。遅い午後の日ざし。《季 夏》「—照りいのち無惨にありにけり/秀野」
にじゅうよ‐じかん【二十四時間】
午前零時から午後12時までの間。まる一日。
にて
[格助]《格助詞「に」+接続助詞「て」から》名詞、活用語の連体形に付く。 1 場所を表す。…において。…で。「面接は本社—行います」「わづかに二つの矢、師の前—一つをおろかにせんと思はんや」〈徒...