なんばん‐ぶんがく【南蛮文学】
⇒キリシタン文学
なんばん‐ぼうえき【南蛮貿易】
鎖国で途絶した日本と南蛮船(主にポルトガル・スペイン船)との貿易。16世紀中ごろから始まり、日本は生糸・鉄砲などを輸入し、金・銀・銅・硫黄などを輸出。
なんばん‐もの【南蛮物】
南蛮渡来の品物。
なんばん‐やき【南蛮焼(き)】
古く中国南部を中心にシャム・安南などから渡来した粗陶器。無釉(むゆう)の炻器(せっき)質で紫黒色のものが多く、茶入れ・水指(みずさし)などに用いた。
なんばん‐りゅう【南蛮流】
1 西洋流の外科医術。日本に帰化したポルトガル人クリストファン=フェレイラ(日本名、沢野忠庵(ちゅうあん))を祖とし、その門人の西吉兵衛が大成した流派。 2 古砲術の一流派。武宮嘉兵衛貞幹の創始...
なん‐ぴょうよう【南氷洋】
南極海の異称。
なんぴん‐は【南蘋派】
江戸時代、日本画の流派の一。享保年間(1716〜1736)に長崎に渡来した清の画家、沈南蘋(しんなんぴん)の影響を受け、花鳥画を主とした。
なん‐ぶ【南部】
ある地域の南の部分。「合衆国—」
なんぶ【南部】
陸奥(むつ)の豪族南部氏の旧領地で、現在の青森県東半分から岩手県中部にわたる地域の称。特に、盛岡をいう場合もある。
なんぶ【南部】
姓氏の一。 [補説]「南部」姓の人物南部忠平(なんぶちゅうへい)南部陽一郎(なんぶよういちろう)