当(あ)たるも八卦(はっけ)当(あ)たらぬも八卦(はっけ)
占いは当たる場合もあれば、当たらない場合もあるということ。→八卦
う‐け【有卦】
陰陽道(おんようどう)で、干支(えと)による運勢が吉運の年回り。有卦の吉年は7年続き、次の5年は無卦(むけ)の凶年が続くという。→無卦 →十二運
け【卦】
易で、算木に現れる種々の象(かたち)。これで人生や事柄の吉凶を占う。陰陽2種の爻(こう)を組み合わせるのを八卦(はっけ)といい、さらにこれを二つずつ配合して六十四卦を生ずる。
とし‐はっけ【年八卦】
年齢や干支(えと)によって占う1年間の吉凶。また、その刷り物。江戸時代、正月に高声で売り歩いた。
はっ‐か【八卦】
⇒はっけ(八卦)
はっ‐け【八卦】
1 易で、陰()と陽()の爻(こう)の組み合わせで得られる8種の形。この中の2種を組み合わせてできたものが六十四卦で、自然界・人間界のあらゆる事物・性情が象徴される。はっか。 2 占い。易。...
ほん‐け【本卦】
1 生まれた年の干支(えと)。 2 「本卦還(がえ)り」の略。 3 その人の生まれた年の干支によって運命の吉凶を占うこと。
む‐け【無卦】
陰陽道(おんようどう)で、生年の干支(えと)による運勢の凶運を示す年まわり。この年まわりにあたると、凶事が5年続くという。→有卦(うけ)
ろくじゅうし‐け【六十四卦】
易で、八卦(はっけ)を二つずつ組み合わせてできる64の卦。「易経」は、この六十四卦の占いの語や解釈を記している。