きけんど‐ぶんぷず【危険度分布図】
大雨による浸水害や洪水、地震による地盤の液状化などの災害が発生する危険度の高まりを予測し、図に示したもの。
きけん‐ドラッグ【危険ドラッグ】
覚醒剤や大麻など国が指定する規制薬物や指定薬物と似た化学構造をもち、それらと同様の作用を人体にもたらすものをいう。 [補説]合法ドラッグ・脱法ドラッグ・違法ドラッグなどの呼称もあるが、こうした薬...
きけん‐はん【危険犯】
法益が侵害されたという結果(実害)が発生しなくても、法益侵害の危険が発生すれば成立するとされる犯罪。放火罪など。危殆(きたい)犯。→侵害犯
きけん‐はんえん【危険半円】
熱帯低気圧の経路に沿って、北半球では進行方向の右側、南半球では左側の半円。可航半円よりも風が強く、船は低気圧の前方に流されるので危険。→可航半円
きけん‐びょうげんたい【危険病原体】
感染すると重篤な疾患を起こす病原体。 [補説]国立感染症研究所はWHOの指針に基づいて実験室で取り扱う病原体等を四つのリスク群に分類している。このうち、危険病原体は、リスク群3(拡散する可能性が...
きけん‐ぶつ【危険物】
火災や爆発などを起こしやすく、損害を与えるおそれのある物品。 [補説]消防法の別表1では、危険物を第1類:酸化性固体(塩素酸塩類・過塩素酸塩類・無機過酸化物・亜塩素酸塩類・臭素酸塩類・硝酸塩類・...
きけんぶつとりあつかい‐しゃ【危険物取扱者】
消防法で規定する危険物の取り扱い・定期点検・保安の監督を行うために必要な国家資格。また、その資格所持者。扱える危険物の種類によって、甲種・乙種・丙種に区分されている。資格試験は総務省の指定試験機...
きけん‐ぶんし【危険分子】
ある社会や集団に属しながら、その社会や集団と反する考えをもつ危険な人物。
きしょう‐しゅ【希少種/稀少種】
日本の1991年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。存在基盤が脆弱な種。絶滅の危険性は危急種よりも低い。略号はR(Rare)。 [補説]1997年版以降では「準絶滅危惧」として分類...
き‐たい【危殆】
[名・形動]あやういこと。非常にあぶないこと。また、そのさま。危険。「此娘を…こわれ物、—なる物として」〈鴎外・青年〉