えんじゅ【槐】
マメ科の落葉高木。葉は羽状複葉で、小葉は長卵形。夏に、黄白色の小花が群生して咲き、くびれたさやのある実がなる。中国の原産。庭木や街路樹とし、木材は建築・器具などに用いる。花・実は薬用。きふじ。玉...
エンゼル‐ケーキ【angel cake】
泡立てた卵白に小麦粉と砂糖などを混ぜてオーブンで焼いた菓子。
エンペラー‐ペンギン【emperor penguin】
ペンギン科の鳥。ペンギン類では最大で、立ち上がると高さ1メートル以上ある。頭・背・尾が黒ないし灰青色、腹が白く、くびの一部が黄色。南極大陸に分布。冬、雄が卵を足の上にのせて2か月間温め続ける。皇...
えんま‐むし【閻魔虫】
甲虫目エンマムシ科の昆虫の総称。体長1センチくらい。体は扁平な卵形、黒色で光沢があり、脚は太く短い。触角の中央が赤褐色。堆肥(たいひ)や動物の死体に集まり、蛆(うじ)を食べる。
えんれい‐そう【延齢草】
シュロソウ科の多年草。山野の木陰に生え、高さ約20センチ。茎が1〜3本出て、その先に、広卵円形の葉を3枚輪生する。初夏、紫色の花を1個開く。萼(がく)は3枚あり、花びら状。たちあおい。延年草。延命草。
エーエムエッチ‐けんさ【AMH検査】
女性の生殖機能を評価するための検査の一。抗ミュラー管ホルモン(AMH)は卵巣内の発育卵胞数の減少に伴って分泌量が低下することから、AMHの血中濃度を測定することで卵巣予備能を評価する。抗ミュラー...
おい‐かわ【追河】
コイ科の淡水魚。全長約15センチ。体は長く側扁し、背は暗緑色、腹は銀白色。6〜8月の産卵期の雄には、濃い赤と青の婚姻色や追い星が現れる。代表的な釣り魚で、関東以南の河川に多い。やまべ。はえ。はや...
おう‐たい【黄体】
脊椎動物の卵巣で、排卵後の卵胞から生じる黄色の組織。黄体ホルモンを分泌し、発情周期を調整する。
おうたい‐き【黄体期】
排卵後、月経が始まるまでの時期。月経周期の後半にあたる。卵巣では、卵子を放出した後の卵胞が黄体に変化する。子宮では、黄体から分泌されるプロゲステロンやエストロゲンの作用によって、子宮内膜が厚みを...
おうたいけいせい‐ホルモン【黄体形成ホルモン】
脳下垂体前葉から分泌される生殖腺刺激ホルモンの一。雌では成熟した卵胞に作用して排卵を起こし、黄体化させる。雄では精巣に作用し、雄性ホルモンの分泌を促す。LH(luteinizing hormone)。