かえり【返り/反り】
[名] 1 ひっくりかえること。 2 返り点。 3 手紙に対する返事。また、返歌。かえし。「御—も聞こえさせねば」〈和泉式部日記〉 [接尾]助数詞。数や数の不定を表す語に付いて、回数を表す。...
そり【反り】
《動詞「そ(反)る」の連用形から》 1 反ること。弓なりになること。また、その程度。「板の—を直す」 2 刀身の湾曲。また、その度合い。 3 弦(つる)を張らない弓の湾曲。また、その度合い。 4...
そり‐かえ・る【反(り)返る】
[動ラ五(四)] 1 反って後ろの方へ曲がる。また、ひどく反る。「—・った板」 2 胸を張り、からだをぐっと後ろへ曲げる。そっくりかえる。いばった態度などにいう。「いすに—・って高笑いする」
反(そ)りが合(あ)・う
⇒反り4
反(そ)りが合(あ)わ◦ない
⇒反り4
そり‐がたな【反(り)刀】
刀身の反っている刀。
そり‐くつがえ・る【反り覆る】
[動ラ四]後ろへそりかえる。そっくりかえる。「物もまだ言はぬちごの—・り、人にもいだかれず泣きたる」〈枕・七〇〉
そりじた‐おん【反(り)舌音】
《retroflex》舌先を前部硬口蓋よりも後方に向けてそり返らせて調音する言語音。ヒンディー語やスウェーデン語などに認められる。反転音。
そり‐なげ【反り投げ】
レスリングの立ち技の一。相手の背中に回した両腕をしっかり固定し、抱え上げ、のけぞりながら後方へ投げ落とすもの。
そり‐はし【反(り)橋】
中央が高く、弓状に曲線を描いている橋。太鼓橋。