の・る【伸る/反る】
[動ラ四] 1 後ろに曲がる。そりかえる。「太刀の少し—・ったるを」〈太平記・八〉 2 からだがのけぞる。「急所をひとつ真の当て、うんと—・るを引っかづき」〈浄・布引滝〉
はん【反】
[名] 1 ⇒反定立(はんていりつ) 2 「反切(はんせつ)」の略。 [接頭]名詞に付く。 1 それとは反対の、それに反対するの意を表す。「—体制」「—主流派」 2 それに合致しない、それに...
はん【反】
[音]ハン(漢) ホン(呉) タン(慣) [訓]そる そらす かえる かえす かえって [学習漢字]3年 〈ハン〉 1 はねかえる。はねかえす。「反映・反響・反射・反応(はんのう)」 2 繰り...
はんい‐ご【反意語】
⇒対義語
はん‐いそう【反位相】
⇒逆位相
はん‐えい【反影】
1 夕日の照り返し。反照。 2 「反映3」に同じ。「自己は客観世界の—である」〈西田・善の研究〉
はん‐えい【反映】
[名](スル) 1 光や色などが反射して光って見えること。「夕日が雪山に—する」 2 対照的に色がうつり合って美しさを増すこと。「壁と床(ゆか)の色が面白く—し合っている」 3 あるものの性質が...
はんえい‐ろん【反映論】
哲学で、認識は客観的実在の意識への反映であるとする唯物論的認識論。→模写説
はん‐おん【反音】
漢字の音を反切(はんせつ)によって示すこと。また、反切した音。
はん‐か【反歌】
長歌のあとに詠み添える短歌。長歌の意を反復・補足または要約するもの。1首ないし数首からなる。万葉集に例が多い。かえしうた。