さんごしゅう【珊瑚集】
永井荷風による翻訳詩集。大正2年(1913)刊行。ボードレール、ベルレーヌ、レニエなど、フランスの近代詩人の作品、38編を収める。
ししつ‐ナノりゅうし【脂質ナノ粒子】
直径10ナノメートルから1000ナノメートル程度の脂質を主成分とする粒子。この粒子に、生体内で分解されやすい薬剤や抗体を作る上で必要なDNA・mRNAを収めることで、必要な部位に送達することが可...
しぜんとじんせい【自然と人生】
徳冨蘆花の随筆小品集。明治33年(1900)刊。自然描写を主とした散文詩87編のほかに、短編小説と画家コローの評伝を収める。
しぜんれんとう【自然連祷】
加藤幸子の短編小説集。昭和62年(1987)刊。「カモメの落ちた日」「シビルになりたい」など、自然と人間との共生を描く短編9作品を収める。
しゃん‐しゃん
[副](スル) 1 鈴などが続けて鳴る音を表す語。「—(と)鈴を鳴らして馬車が通る」 2 大ぜいの人がそろって手を打つ音や、そのさまを表す語。多く、物事が円満に収まったことを祝ってする。「では、...
しゅういぐそう【拾遺愚草】
鎌倉時代の私家集。4巻。藤原定家自撰。建保4年(1216)3巻成立、天福元年(1233)までに増補。上・中・下巻と員外雑歌からなり、3800余首を収める。六家集の一。
しゅう‐こつ【収骨】
[名](スル) 1 火葬後、壺などに骨を収めること。骨上(こつあ)げ。 2 戦地などに放置された戦死者の遺骨を、埋葬するために集めること。
しゅう‐れん【聚斂】
1 集めて収めること。 2 「収斂(しゅうれん)3」に同じ。
しゅ‐り【手裏/手裡】
手の内。手中。掌中。「—に収める」
しょうが【小雅】
「詩経」の分類の一。六義(りくぎ)の一つである雅を、大雅とともに構成する。周王朝の儀式・祭祀・宴席などでうたわれた、短い民謡風な歌74編を収める。