にわ‐ぐら【庭蔵】
母屋から離して庭に建てる蔵。穀物・道具・商品などを収める。内蔵や金蔵に対していう。
ね‐こ【猫】
《「ね」は鳴き声の擬声、「こ」は親愛の気持ちを表す接尾語》 1 食肉目ネコ科の哺乳類。体はしなやかで、足裏に肉球があり、爪を鞘に収めることができる。口のまわりや目の上に長いひげがあり、感覚器とし...
ハシッシギャング【ハシッシ・ギャング】
小川国夫の短編小説。また、それを表題作とする短編小説集。平成10年(1998)刊。表題作のほか、「あの夕焼け、倒産の家」「母の二つの家」など11の作品を収める。同年の第50回読売文学賞受賞。
旗(はた)を巻(ま)・く
旗を下ろして巻き収める。降参する。また、事を中止したり、手を引いたりする。
はちがつのごしょグラウンド【八月の御所グラウンド】
万城目学の中編小説集。令和5年(2023)刊行。表題作のほか、「十二月の都大路上下(カケ)ル」を収める。第170回直木賞受賞。
はなぬすびと【花盗人】
狂言。桜の枝を盗み折ろうとして捕らえられ、桜の幹に縛りつけられた男が、歌を詠んで、その風雅のゆえに許される。 乃南アサの短編小説、および同作を表題作とする小説集。小説集は平成10年(1998...
はるのがいとう【春の外套】
佐佐木茂索の短編小説集。大正13年(1924)刊。「王城の従兄」「麗日」「ある死、次の死」などの作品を収める。
はれこそで【晴小袖】
大塚楠緒子の作品集。明治39年(1906)刊。「離鴛鴦」など自作の小説・戯曲のほか、メーテルリンクの戯曲「タンタジルの最期」など海外文学作品の翻訳を収める。
ぱち‐ぱち
[副](スル) 1 物を続けざまに打ち合わせる音を表す語。「—(と)拍手する」 2 物が続けざまにはねたりはじけたりする音を表す語。「たき火が—(と)燃える」 3 続けざまにカメラのシャッターを...
ぱちり
[副] 1 固い物が強く当たってたてる音を表す語。ぱちん。「—と留め金をかける」「—と碁石を置く」 2 カメラのシャッターを切る音を表す語。また、写真を撮るさま。「事故の現場を—とカメラに収める...