うちゅう‐ていすう【宇宙定数】
アインシュタインの一般相対性理論に基づく重力場の方程式に導入された定数。1917年に、アインシュタインが膨張も収縮もしない静的な宇宙モデル(アインシュタイン宇宙)を得るために導入した宇宙項の係数...
うちゅう‐ろん【宇宙論】
宇宙の起源・構造・状態・変化などについての理論。哲学的、形而上学的な考察が行われたが、アインシュタインの相対性理論によって近代的な考察が始められた。宇宙は絶えず膨張を続けているという膨張宇宙論、...
うんどう‐しんけい【運動神経】
1 意識的な運動をつかさどる末梢神経。骨格筋を収縮させる興奮を身体の末端まで伝え、随意運動を起こさせる。→感覚神経 2 スポーツや技能などを巧みにこなす能力。
エンドセリン【endothelin】
血管内皮細胞から形成・放出される強力な血管収縮因子。昭和63年(1988)、真崎知生らにより発見された。21個のアミノ酸からなるペプチド。
エーティーピー‐アーゼ【ATPアーゼ】
生体内でATP(アデノシン三燐酸(りんさん))をADP(アデノシン二燐酸)と無機燐酸に加水分解する酵素の総称。この際、1モル当たり7〜10キロカロリーのエネルギーが放出され、筋肉の収縮やさまざま...
おう‐かくまく【横隔膜】
哺乳類の胸腔と腹腔とを仕切る横紋筋性の膜。その収縮・弛緩(しかん)により呼吸作用を行う。
オキシトシン【oxytocin】
視床下部で生合成され、脳下垂体後葉から分泌されるホルモン。出産時の子宮収縮作用や乳の分泌促進作用がある。
おし‐ゆ【押(し)湯】
鋳物を作るときに、鋳型に余分に注入する溶融した金属。鋳物が冷却・凝固するときに全体が収縮したり、内部にすきまができたりするのを防ぐために行う。
オシロメトリック‐ほう【オシロメトリック法】
血圧の測定方式の一つ。カフとよばれる圧迫帯を腕に巻き、加圧と減圧の過程におけるカフ内圧の振幅の変化から最高血圧(収縮期血圧)と最低血圧(拡張期血圧)の値を計測する。家庭用の電子血圧計で広く用いられる。
おみ‐わたり【御神渡り】
冬、湖水の氷結面の一部にできる盛り上がった氷堤。気温が下がると氷が収縮して裂け、そこに下の水が上がって結氷し、気温の上昇に伴って氷が膨張して、裂け目の氷が持ち上げられる現象。古来、長野県の諏訪(...