とっ【取っ】
[接頭]《「と(取)り」の音変化》動詞に付いて、その意味を強めるのに用いる。「—組む」「—つかまえる」
とっかえ‐ひっかえ【取っ替え引っ替え】
[副](スル)《「とりかえひきかえ」の音変化》あれこれと、次々に取り替えるさま。「洋服を毎日—する」
とっかえ‐べい【取っ替えべい】
《その呼び声から》江戸時代、古鉄(ふるかね)類と飴(あめ)を引き替えに、町を流し歩いた飴売り。とりかえべい。とっかいべい。
とっ‐かかり【取っ掛(か)り】
物事を始めること。また、物事を始める最初の手がかり。「仲直りの—がない」「聞き込みを捜査の—にする」
とっ‐かか・る【取っ掛(か)る】
[動ラ五]《「とりかかる」の音変化》しはじめる。着手する。「仕上げに—・る」
とっくみ‐あい【取っ組(み)合い】
互いに組みつきあって争うこと。「口論から—になる」
とっくみ‐あ・う【取っ組(み)合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに組みついて格闘する。「兄弟で—・う」
とっ‐く・む【取っ組む】
[動マ五(四)]「取り組む」の音変化。「商品開発に—・む」
とっ‐ちらか・す【取っ散らかす】
[動サ五(四)]《「とりちらかす」の音変化》物をあちこちに散らかす。「部屋を—・したまま出かける」
とっ‐ちらか・る【取っ散らかる】
[動ラ五(四)]《「とりちらかる」の音変化》物があちこちに散らかる。「—・った机の上」