つかさ‐ど・る【司る/掌る】
[動ラ五(四)]《「官(つかさ)取る」の意》 1 職務・任務として取り扱う。役目としてそのことに当たる。「広告業務を—・る」 2 支配する。管理下に置く。「国を—・る」
つかみ‐と・る【掴み取る】
[動ラ五(四)] 1 手でつかんで取る。「手渡された荷物を—・る」 2 手に入れる。わがものとする。「政権を—・る」 3 理解する。「大体の意味を—・る」
つかみ‐どり【掴み取り】
[名](スル) 1 手でつかんで取ること。一度につかめるだけのものを取ること。「現金の—」「魚を—する」 2 手当たり次第に取ること。むさぼり取ること。「女護の島にわたりて—の女を見せん」〈浮・...
つじ‐とり【辻捕り/辻取り】
路上で女性を捕らえて連れ去り、妻などにすること。「—とは、男をも連れず、輿車(こしくるま)にも乗らぬ女房のみめよき、我が目にかかるを取る事」〈伽・物くさ太郎〉
つつ‐もたせ【美人局】
夫婦または内縁の男女が共謀して、女が他の男と密通し、それを言いがかりとしてその男から金銭などをゆすり取ること。なれあい間男。 [補説]もと博徒(ばくと)の語「筒持たせ」からきたものという。「美人...
つなみけいほう‐ちゅういほう【津波警報・注意報】
地震が発生した時に気象庁が発表する、津波に関する警報・注意報。大津波警報・津波警報・津波注意報の3種類がある。 [補説]予想される津波の高さは、通常「1m」「3m」「5m」「10m」「10m超」...
褄(つま)を取(と)・る
1 裾の長い着物の竪褄(たてづま)(襟下)を手で持ち上げて歩く。「—・って歩く」 2 《芸者が左褄をとって歩くところから》芸者になる。左褄を取る。「此の人、日本橋に—・って」〈鏡花・日本橋〉
つみ‐と・る【摘(み)取る】
[動ラ五(四)] 1 植物の芽・葉・実などを指先でつまんで取る。「新茶を—・る」 2 大きく育つ前に取り除く。「悪の芽を—・る」「古い体制が若い才能を—・る」
つむ【錘/紡錘】
1 糸巻きなどの心棒。 2 糸をつむぐ機械の付属品。鉄製の太い針状の棒で、回転して糸を巻き取ると同時に縒(よ)りをかける働きをする。ぼうすい。すい。
つり‐さつ【釣(り)札】
釣り銭として受け取る紙幣。→釣り銭