とり‐ふだ【取(り)札】
カルタで、並べておいて取るほうの札。⇔読み札。
とりぶき‐やね【取り葺き屋根】
薄くそいだ板を並べ、丸太や石を押さえとした粗末な屋根の葺き方。また、その屋根。
とり‐ぶん【取(り)分】
自分が取るべき分。分け前。取り前。「—が少ない」
とり‐ほうだい【取(り)放題】
欲しいだけいくらでも取れること。いくら取ってもよいこと。
とり‐まえ【取(り)前】
取り分。分け前。
とり‐まかな・う【取り賄ふ】
[動ハ四]用意する。また、処理する。「すべて、よその人の—・ひたらん、うたて心づきなき事多かるべし」〈徒然・二四〇〉
とり‐まき【取(り)巻(き)】
金持ちや権力者につきまとって機嫌をとること。また、その人。「—に囲まれる」「—連中」
とり‐まぎ・れる【取(り)紛れる】
[動ラ下一][文]とりまぎ・る[ラ下二] 1 まぎれてはいり込む。混入する。「雑踏に—・れる」 2 目先の事に気をとられて、他の事に心が及ばなくなる。「雑事に—・れる」
とり‐ま・く【取(り)巻く】
[動カ五(四)] 1 まわりを囲む。取り囲む。「やじうまに—・かれる」「業界を—・く事情」 2 人にまつわりついて、気に入るように振る舞う。「客に—・く」
とり‐ま・ぜる【取(り)混ぜる/取(り)交ぜる】
[動ザ下一][文]とりま・ず[ザ下二]いろいろなものを一つにまぜ合わせる。「大小—・ぜる」