じゆう‐しんけいしゅうまつ【自由神経終末】
刺激を受容するための特別な構造を持たない、神経線維の末端。髄鞘(ずいしょう)が消失していて、痛覚・触覚・温度などの刺激を受容し脳に伝える。
じょうひさいぼうぞうしょくいんし‐じゅようたい【上皮細胞増殖因子受容体】
⇒上皮成長因子受容体
じょうひ‐せいちょういんし【上皮成長因子】
上皮(皮膚・粘膜など)の細胞の増殖を調節する機能をもつたんぱく質。細胞の表面にある上皮成長因子受容体(EGFR)と結合して、受容体のチロシンキナーゼを活性化する。表皮成長因子。上皮細胞増殖因子。...
じょうひせいちょういんし‐じゅようたい【上皮成長因子受容体】
上皮細胞の表面にある受容体の一。上皮成長因子(EGF)と結合すると、チロシンキナーゼが活性化し、細胞の増殖を促す信号を伝達する。上皮成長因子受容体の遺伝子の変異は、さまざまな癌(がん)や腫瘍の原...
スボレキサント【suvorexant】
催眠薬の一。覚醒状態を維持する上で必要なオレキシンが、受容体に結合することを阻害する作用をもつ。不眠症などに用いられる。商標名ベルソムラ。
せいルドミラ【聖ルドミラ】
《原題、(チェコ)Svatá Ludmila》ドボルザークのオラトリオ。1885年から1886年にかけて作曲。チェコ初のキリスト教君主ボジボイの妃として、ギリシャ正教の受容に貢献した聖ルドミラを...
セツキシマブ【Cetuximab】
抗癌剤(こうがんざい)の一つ。分子標的治療薬の一種。商品名アービタックス。上皮成長因子受容体(EGFR)の働きを抑制するモノクローナル抗体。上皮成長因子受容体との親和性が高く、上皮成長因子と受容...
セロトニン‐じゅようたい【セロトニン受容体】
神経伝達物質の一つであるセロトニンの受容体。神経細胞のシナプス部位に存在する。七つのグループに分類され15種類が知られている。
セロトニンじゅようたい‐きっこうやく【セロトニン受容体拮抗薬】
セロトニン受容体と結合し、セロトニンの作用を抑制する薬剤の総称。抗癌剤による悪心・嘔吐の抑制、鬱病・統合失調症・高血圧の治療などに用いられる。
そうばん‐しょうたい【層板小体】
圧覚を感知する受容体の一つ。皮下組織・関節包・腸間膜などにある。イタリアの解剖学者フィリッポ=パチニが発見した。パチニ小体。