じ‐の‐ぶん【地の文】
文章や語り物などで、会話以外の説明や叙述の部分をいう。
じ‐ばなし【地噺/地咄】
落語で、会話やしぐさによる通常の演出をとらず、叙述説明によって話を展開させるもの。
じゅつ【述】
[音]ジュツ(慣) [訓]のべる [学習漢字]5年 1 のべる。のべたもの。「述懐・述語・述作/記述・口述・叙述・詳述・前述・著述・陳述・論述」 2 前人の事績を受け継ぎ伝える。「紹述・祖述」 ...
じゅつ‐ご【述語】
1 文の成分の一。主語について、その動作・作用・性質・状態などを叙述するもの。「鳥が鳴く」「山が高い」「彼は学生だ」の「鳴く」「高い」「学生だ」の類。 2 論理学で、判断(命題)において、主語に...
じょ【叙〔敍〕】
[常用漢字] [音]ジョ(呉) [訓]のべる 1 順序立てて述べる。「叙景・叙事・叙述/自叙・直叙・倒叙・平叙」 2 官位を授ける。「叙位・叙勲・叙任/昇叙・追叙」 3 (「抒」の代用字)思いを...
常山(じょうざん)の蛇勢(だせい)
《常山にすむ蛇は、首を打たれれば尾が助け、尾を打たれれば首が、胴を打たれれば首と尾とが一致して助けたという、「孫子」九地の故事から》 1 先陣・後陣、左翼・右翼が相応じて攻撃・防御に協力し、敵に...
じょ‐どうし【助動詞】
品詞の一。付属語のうち、活用のあるもの。用言や他の助動詞について叙述を助けたり、体言、その他の語について叙述の意味を加えたりする働きをする。
じょ‐ほう【叙法】
1 言い表し方。文章などの叙述の方法。 2 叙位の方法。位階を授けるやり方。 3 《mood》「法6」に同じ。
せかいのきじゅつ【世界の記述】
マルコ=ポーロの旅行記「東方見聞録」の別邦題。世界の叙述。
ちょくせつ‐ほう【直説法】
《indicative mood》ヨーロッパ諸語などの文法における法の一。話し手が主観的要素を交えずに事実をそのままに述べる語法。一般の叙述文は多くこれに属する。直接法。