はん・する【叛する】
[動サ変][文]はん・す[サ変]反乱を起こす。謀叛(むほん)を起こす。「国司の一族郎党を率いて—・するものあり」〈田口・日本開化小史〉
はん‐ぞく【叛賊/反賊】
謀反を起こした人。逆賊。
はん‐と【叛徒/反徒】
謀反を起こした者たち。逆徒。
はん‐ぷく【叛服】
そむくことと従うこと。
叛服(はんぷく)常(つね)無(な)し
時にはそむいたり、時には服従したりして、その態度が決まらない。
はん‐らん【反乱/叛乱】
[名](スル)権力や支配者に背いて武力行動を起こすこと。「—を鎮める」 [補説]書名別項。→叛乱
はんらん【叛乱】
立野信之の時代小説。昭和11年(1936)に起こった二・二六事件を題材としている。昭和27年(1952)発表。同年、第28回直木賞受賞。昭和29年(1954)映画化。
はん‐れい【叛戻/反戻】
そむきはなれること。道理にそむくこと。
ほん【反/叛】
〈反〉⇒はん 〈叛〉⇒はん
ほん‐ぎゃく【叛逆】
「反逆(はんぎゃく)」に同じ。