ついしょう‐ぐち【追従口】
相手におもねる気持ちを口に出すこと。お世辞。おべっか。「—を並べたてる」
つうよう‐ぐち【通用口】
玄関とは別に、ふだんの出入りに使う戸口。勝手口。
つか‐ぐち【柄口】
刀の中子(なかご)の入る柄の口もと。
つぎ‐くち【注ぎ口】
液体を他に移すために、容器などにつけた口。
つげ‐ぐち【告げ口】
[名](スル)人の過失や秘密を、こっそり別の人に告げ知らせること。「先生に—する」
つつ‐ぐち【筒口】
「筒先」に同じ。
つとめ‐ぐち【勤め口】
勤務して給与をもらうところ。勤め先。「よい—を探す」
つばくろ‐ぐち【燕口】
携帯用の袋。絹・木綿などで製し、口を開くとツバメの尾のような形になるもの。
つばめ‐ぐち【燕口】
1 漆器の椀(わん)・折敷(おしき)などで、ツバメの口のように、外側が黒く内側が赤く塗ってあるもの。 2 ツバメの口に似た鏃(やじり)。
つぼ‐くち【壺口】
1 壺の口。「—の狭い花瓶」 2 口をつぼめてとがらせること。また、その口付き。おちょぼ口。「娘というものは—をして、気取って、オホホと笑うものとばかり」〈二葉亭・平凡〉