あく‐せい【悪声】
1 悪い声。耳障りな声。⇔美声。 2 悪い評判。悪評。悪口。
あく‐たい【悪態】
憎まれ口をきくこと。悪口。あくたいぐち。「—の限りを尽くす」
あくたい‐まつり【悪態祭(り)】
参詣人が悪口を言い合い、言い勝った者が福運を得るとされる祭り。悪口祭り。
悪態(あくたい)をつ・く
口汚くののしったり、けなしたりする。憎まれ口をたたく。「悔し紛れに—・く」
あくたれ‐ぐち【悪たれ口】
悪たれたものの言い方。憎まれ口。「—をたたく」
あくたれ‐もの【悪たれ者】
悪たれ口をきく者。また、乱暴者。
あ‐くち
《「あぐち」とも》 1 ひな鳥のくちばしの根もとの黄色い部分。〈日葡〉 2 幼児の口のまわりにできる小さなできもの。〈日葡〉
あくちも切(き)れぬ
世間知らずの、年少の者をあざけっていう語。「—ぶんざいで、矢を望まんとは不敵不敵」〈浄・矢口渡〉
あく‐てん【悪点】
物事を悪く批評すること。「ただ通人の口まねをして、—をのみ楽しみとなし」〈洒・辰巳婦言〉
あくね【阿久根】
鹿児島県北西部の市。東シナ海に面し、交通の要地。漁業・水産加工業が盛ん。ミカン・ボンタン・エンドウなどを栽培。人口2.3万(2010)。