ただみ【只見】
福島県西部、南会津郡の地名。只見川とその支流の伊南(いな)川流域に位置する。日本有数の豪雪地帯。
ただみ‐がわ【只見川】
福島県西部を北流する川。尾瀬に発し、阿賀野川に合流する。長さ137キロ。奥只見・田子倉など発電用ダムが多い。
ただみ‐せん【只見線】
上越線小出(こいで)と磐越西線会津若松とを結ぶJR線。昭和46年(1971)全通。大部分が福島県西部の只見川沿いを走り、六十里越(ろくじゅうりごえ)トンネルで新潟県と結ばれる。
ただ‐もの【只者/徒者】
普通の人。尋常の人。なみの人。多く打消しの語を伴って用いる。「あの不敵な面構えは—ではない」
ただ‐もんめ【只匁】
《「匁」は昔の金銭の単位》ただ。無料。「下戸(げこ)の処へ、おまけに—の妓(こ)なんですから」〈鏡花・卵塔場の天女〉
只(ただ)より高(たか)いものはない
ただで何かをもらうと、代わりに物事を頼まれたりお礼に費用がかかったりして、かえって高くつく。
ひた‐すら【只管/一向】
[形動][文][ナリ]そのことだけに意を用いるさま。もっぱらそれだけを行うさま。「—な思い」「—に弁解する」
[副] 1 ひとすじに。いちずに。「—研究にいそしむ」「—無事を祈る」 2 まっ...