たいふうのめ【台風の眼】
日野啓三の小説。悪性腫瘍の手術を機に、小説家の記憶の中にある情景を描いた自伝的小説。平成5年(1993)刊行。同年、第46回野間文芸賞受賞。
たい‐ぶん【台聞】
身分の高い人が聞くこと。台聴。
たい‐ほ【台輔】
古代中国で、三公の位にあって天子を補佐し、百官を統率する者。
タイペイ【台北】
⇒たいほく(台北)
たいほく【台北】
台湾北部にある台湾最大の都市。日清戦争後の日本の領有時代には台湾総督府が置かれた。現在は中華民国政府行政院の直轄市。総統府や竜山寺、近郊に故宮博物院などがある。人口265万(2011)。タイペイ。
たいほくこくさい‐コンピューターみほんいち【台北国際コンピューター見本市】
⇒コンピュテックスタイペイ
たいほく‐ていこくだいがく【台北帝国大学】
日本統治時代の台湾の台北に、日本によって設置された官立大学。昭和3年(1928)設立。昭和20年(1945)、台湾の中華民国復帰後、国立台湾大学へと改組・改名された。
たい‐ぼく【台墨】
他人を敬って、その手紙をいう語。芳墨。台書。台翰(たいかん)。
たい‐みつ【台密】
日本の天台宗で伝える密教。最澄・円仁(えんにん)・円珍らが入唐(にっとう)して伝えたもので、空海の東密に対していう。延暦寺・園城寺を中心に発達。
たいみつ‐じゅうさんりゅう【台密十三流】
台密の13の流派。根本大師流・慈覚大師流・智証大師流の根本3流、および慈覚大師流のうちの谷流の蓮華(れんげ)流・院尊流・三昧(さんまい)流・仏頂流・味岡(あじおか)流・智泉流・穴太(あのう)流・...